楽しいSPECTO 第7回 「Challenges」
事務所に行くとぬいぐるみたちがひたすら対戦格闘ゲームで「ハメ」と「永パ」と「即死」の修練を積んでいるところを目撃する坊輪具の師範の四条貴音です。
「ハメ」と「永パ」と「即死」の精度だけを見ればぬいぐるみたちもなかなかのもので、一度入ればほぼ完走というところまで仕上がっています。これも日々の反復練習の賜物といったところでしょうか?
もっとも、「ハメ」と「永パ」と「即死」に至るまでの立ち回りの修練をほとんどしていないので、実戦で使えるかと聞かれれば怪しいものがあります。
さて、「ぼうりんぐ」においても地道な反復練習はとても重要なのですが、なかなか反復練習を継続することは困難です。そんな地道な反復練習を「げーむ感覚」で楽しく練習できる「Challenges」について説明していきたいと思います。
「Challenges」概要
「UNIVERSE」から「Challenges」をタップすることでこの画面を展開することができます。この画面からそれぞれのゲーム選択することができます。
選択できるゲームは「WHEEL OF TARGETS ARROWS」、「MASTER OF CORNER PINS」、「SPEED LADDER」の3種類です。
それぞれについてこれから見ていきます。
WHEEL OF TARGETS ARROWS
昨年の冬にの際に追加されたゲームです。ルーレットにより選択された板目を正確に通します。判定は15feet地点で行います(スパットではないので注意しましょう)。
挑戦は3回行うことができ、1回目で通せば3ポイント、2回目で通せば2ポイント、3回目で通った場合は1ポイントが与えれます。これを8回行った時の合計点(最大24点)で勝負します。
難易度は優しい方から「YOU CAN」、「MAYBE」、「NO WAY」の三段階があり、許容範囲はそれぞれ4枚、3枚、1枚と難易度が上がるにつれ狭くなっていきます。
MASTER OF CORNER PINS
みなさまが大抵苦手とする7番ピンと10番ピンの練習を効率的にできるゲームです。7番ピンと10番ピンをローゲームのように交互に狙って連続成功回数を競うだけではなく、7番ピンだけをひたすら狙ったり、10番ピンだけをひたすら狙ったりして連続成功回数を競うことも可能です。
判定は62.5フィート地点で7番ピンはガターから30枚目、10番ピンは10枚目からガターまでを通せば成功となります。
SPEED LADDER
球速を一定に保つことは安定したボールの軌道を得るためにとても大事なことです。そのための練習に役立つのが、この「SPEED LADDER」です。
「SPEED LADDER」では一投目の球速と同じ球速で投げ続けることが必要です。難易度は優しい方から「YOU CAN」、「MAYBE」、「NO WAY」の三段階があり、許容範囲はそれぞれ1.25マイル、0.75マイル、0.25マイルと難易度が上がるにつれ狭くなっていきます。
この球速を一定に保ち続けることはなかなか難しいので、日々の鍛錬に組み込むとよいでしょう。
点数を「しぇあ」する喜び
「ねぇねぇ、それ、SPECTOを使ってまでやる必要あるの?」とぬいぐるみたちのようにお思いかもしれませんが、実際、SPECTOを使わなくてもこれらのゲームを行うことは可能です。
しかし、だいたい「せるふじゃっじ」で行いますと判定が不正確になったり、どうしても自分を甘やかしたりしてしまいます。ですのでSPECTOを使って機械的に判定することでより正確な点数を計測することができるようになります。
そしてこの3つのゲームのスコアは全てオンライン上でシェアできます。SNSでシェアもできますし、SPECTOのwebサイト上の「LEADER BOAD」にも登録されます。
このように『世界』と自分の技量を比較し、『とっぷ・らんかぁ』、すなわち『全一』を目指す。そこのはまた1投でピンを10本倒すこととは違う別の「ぼうりんぐ」の世界が広がっています。
さいごに
前回紹介した「WORLDS」と併せて、この「Challenges」もスマートフォンやタブレットがあれば、手ぶらでボウリング場に行き、ハウスシューズとハウスボールでも遊べることが実際は最大の特徴であり、ウリだと思います。
もちろん自分のボールやシューズで投げることもできますが、ハウスシューズとハウスボールでも同じように楽しめるが「WORLDS」と「Challenges」の良いところだと思います。
なかなかレーンを貸し切りにしないと使えないといった難点もあったりしますが、是非皆様にも遊んでいただけると幸いです。